梅雨はダイエットを行う上でちょっと厄介な季節です。何が厄介かと言うと・・体重が増えやすい時期なのです。
梅雨になった途端なんだか体が重い。そして体重計に乗ってみるとやっぱり増えている。なんてことを実感する方も多いかと思いますが、こうした体重増は梅雨特有の気候による体のむくみから来ていることが多くあります。
「水太り」なんて言葉がありますが、むくみによって体が本来あるべき姿よりも太くなってしまいやすいのが、この梅雨の時期。そこで今日は、「むくみの季節」とも言われる梅雨時期のむくみ対策や原因についてご紹介します。「夏までにスッキリさせたい」とお考えの場合は是非ご覧になってみてくださいね。
梅雨に体がむくむ原因とは？
どうして梅雨になると体がむくむのでしょう？と言うと原因はいくつかあります。
まず、高い湿度のせいで腎臓や泌尿器に負担がかかり、それだけでもむくみや冷えを引き起こしやすくなります。
そして、急な温度変化。5月の初夏の陽気から一変、急に気温も下がることや、気圧の影響で自律神経のバランスを崩してしまうこともその一因。自律神経に不調をきたすことで、体温調整がうまくいかなくなったり、血液の流れが悪くなることからむくみを引き起こしやすくするのです。
また、雨が降ると外出するのが億劫になりますよね？そうやって、家の中でゴロゴロしている時間が長くなると、余計に血流も悪くなって冷えやむくみを引き起こしやすくなると言う訳です。
この様に、様々な要因が重なって、梅雨は体がむくみやすくなっています。
むくみを放置すると足が太くなる
ちなみに、むくみというのは重力で下半身に集まりやすい特徴があります。むくみを放っておくと特に下半身や足が太くなりがち。これがもとでセルライトに発展すると、下半身の血流はどんどん悪くなり、下半身太りが加速して、冷えとむくみと下半身ぶとりの3重苦となる危険が高まります。この悪循環にはまるとなかなか痩せないので大変。これまた非常に厄介です。
と言うことで！梅雨というのは、いつも以上にむくみやすい時期であること認識していただき、何事も億劫になる時期だからこそ、きちんと対策をして予防に努めて頂きたいと思います。
梅雨の体重増の原因となるむくみ対策５選
梅雨は、いつも以上に体がむくみやすい時期。天候が不安定で何事も億劫になる時期だからこそ、きちんと対策をしてしっかり予防に努めることが大切です。
ここからはそんな梅雨の体重増に繋がるむくみケアに重要な５つの対策をご紹介します。
食事で梅雨むくみ対策
梅雨に体をむくませない対策としては、なんといっても食事に気を使うことが重要です。
塩分の多い食事は体に余分な水分を溜めやすくするため、食事では塩分控えめが鉄則。特に外食の多い方、デリバリーが増えているなんて方は気をつけた方が良いですよ（汗）外食チェーンやコンビニ等で提供される食事は、塩分や添加物まみれの場合がほとんどです。外食ばかりしていると、それだけで1日に必要な塩分の目安を大幅に超えてしまう可能性があるため注意が必要です。
外食するにしても、なるべく味の濃いものは避ける、汁物のスープは残す、ドレッシングやソースは最小限にするなどしつつ、野菜の豊富なメニューを選ぶように意識しましょう。
野菜や海藻類には、体に溜まった余分な塩分を排出してくれる栄養素である「カリウム」が豊富です。また、体をスッキリさせる効果が高く減量中のボディービルダーも活用するきゅうりなんかもオススメ。これらを積極的に食べることで、むくみにくい体を作ることができますので、特に梅雨の時期は積極的に食べることをお勧めします。
また、糖分の多いものや（糖質は水分を吸着する）身体を冷やす冷たいものも食べすぎ注意ですね！
こまめな水分補給がむくみにくい体を作る
そしてむくみ対策としてこまめな水分補給もお忘れなく!
水太りと言う言葉のイメージから、体をむくませないように水分摂取を控える方も多くいらっしゃいますが、これは完全なる逆効果です。もちろん取りすぎもいけませんが、基本的に水分が不足するから体は重要な水分を体に溜め込もうと働いてむくみを引き起こしやすくなるのです。十分でこまめな水分補給ができていれば、体の代謝もスムーズになり、痩せやすくむくみにくい体ができます。
水分補給はむくみ対策に不可欠！喉の渇きを感じる前にしっかりと補給する習慣を身に付けましょう。
湯船で代謝を促進・マッサージでむくみケア
それから、蒸し暑い時期なので、お風呂はシャワーで済ませがちですが・・湯船にじっくり浸かって体を温める事は、代謝をアップさせ、むくみ予防に大変効果がありますので、できれば湯船に毎日浸かって代謝を高める習慣を身に付けましょう。
その際には、マッサージを取り入れてあげるとさらに効果的です☆湯船に浸かりながらでもいいですし、お風呂上がりにボディークリームを塗る際にでもＯＫです。溜まった余分な水分を流すようにリンパを気持ちのいい程度の力で優しく流してあげましょう。「その日のむくみはその日のうちにとる！」を合言葉に、寝るまでの間にしっかりケアしてあげてくださいね＾＾
筋肉のポンプ（運動）でむくみを押し流す
そしてそして！むくみ予防として運動習慣も非常に大事になります。
そもそも天気が悪いせいで、あまり外を出歩かないことや、運動不足になることでもむくみを引き起こす大きな原因になっていますので、なるべく体を動かすことはこの時期徹底しましょう。
梅雨でも運動不足にならないように、室内でできる運動に取り組まれると良いですが・・むくみ対策としては、ストレッチがオススメです☆股関節周りをストレッチしてあげることで、特にむくみやすい足のむくみを軽減することが出来ますよ。ストレッチなら運動が苦手な方でも手軽に続けられると思いますので、ぜひこの機会に取り組んでみてくださいね♪
また筋トレも出来ると最高です。筋肉が増えるとそれだけで代謝が高まって痩せやすくなりますし、リンパの流れも良くなって、むくみにくい体ができます。
根本からむくまない体を作ると言う意味で筋トレは効果的ですので、無理のない程度に取り入れてみましょう。（スクワットや腹筋、腕立てなど手軽なもので十分効果あり！）
今はYouTubeで色々なエクササイズ動画が配信されていますから、飽きないように色々試しながら、とにかく楽しむことを優先して運動を習慣にしましょう！
ちなみに、女性はなかなか筋肉が付きづらいので、男性よりもむくみやすい訳ですが（汗）効率よく筋肉を付けるのにお勧めのサプリもありますので、なかなか肉体改造がうまくいかない場合には、こちらも是非チェックしてみてください。
足つぼを刺激して血行促進！むくみスッキリ
足つぼを刺激する「青竹踏み」的なグッツを使用するのも、足元から血行を促進してリンパを流し、むくみをケアするのに効果的です。
ちなみに私は１００均で買った青竹踏み？↑健康足踏器っていうのですかね？それを昔から愛用しています。テレビを見ながらこれに乗ってふみふみしているだけで、足の裏からじわーっと血流が促進されるのが分かってめちゃくちゃ気持ちが良いですよ♪特別なものでなくても、本当１００均とかで売っているもので全然効果は変わりません。こちらも血流促進+むくみ対策として効果的ですので、良かったら取り入れてみてくださいね。
梅雨のむくみケアを習慣にしてスッキリした体で夏を迎えよう
と言うわけで、梅雨は体がむくみやすいです。梅雨の時期にダイエットで結果を出すには、普段のプログラムに加えて上記のようなむくみ対策も取り入れていくと良いですよ。
特に普段からむくみを感じやすい人は、対策を徹底することで、むくみにくさや痩せやすさを実感できると思います。ぜひ、今のうちにむくみ対策と日々のケアを習慣にして、本格的な夏をすっきり気持ちよく迎えましょう♪
