呼吸とダイエット

普段、「呼吸」を意識することってありますか?

私たちが普段何気なく繰り返している呼吸ですが、呼吸とダイエットには深い関わりがあるのですよ!特に現代人はスマホの普及などで、姿勢の悪化から呼吸が浅くなっている人が多いと言います。そう振り返ってみると、長いこと深い呼吸を意識したことがないかも?と言う方も多いのではないでしょうか。

浅い呼吸はダイエットを不利にする

姿勢の悪い人呼吸には、横隔膜などの筋肉が使われています。呼吸が浅くなると、こうした呼吸筋が弱ってしまい、代謝の低下を招く場合があります。

また十分な酸素が得られないことから、全身の細胞に酸素が行き渡りにくくなり、細胞が活性化されず、代謝の低下からダイエット効果が出にくくなったり、肌に悪影響を与える、体が冷えやすくなるなど健康面で様々な悪影響が出る恐れもあります。

また、緊張したときには深呼吸をすると心が落ち着くように、深い呼吸には自律神経の働きを整える効果もあります。正しい呼吸ができていないと、イライラしやすくなったりストレスに対処しにくくなるなど、精神面での悪影響も懸念されます。

1日に2万〜2万5,000回も繰り返す呼吸の重要性

何気ない呼吸ですが、1日に換算するとおよそ2万〜2万5,000回にもなります。これだけの回数を、どういった呼吸で過ごすか・・?この違いで身体への影響も違ったものになることは何となく理解できるのではないでしょうか。

痩せにくい身体や、健康面での悪影響を招かない為にも、正しい呼吸をしっかりと行うことを意識して、心身ともに健康な体、そして痩せ体質を目指しましょう。

正しい呼吸をするには姿勢を正すことが重要

深呼吸
正しい呼吸を行うには、まず姿勢を正すことが重要です。猫背になってスマホを覗いていたり、パソコンを見ていたりすると、胸が圧迫されて呼吸が浅くなってしまいます。こうした浅い呼吸にならないためにも、普段から姿勢を正し、呼吸のしやすい状況を自ら作ることが大切です。

お腹を使った深い呼吸を意識しよう

この準備ができたら、お腹を使った呼吸を心がけてみましょう。

呼吸を深くするにはまず、息を全て吐き出すのがポイントです。息をふーっと全て吐き出し、同時にお腹をへこませます。その後は大きく息を吸い、お腹や胸を膨らませることを意識します。このように、お腹を使って横隔膜や腹筋を意識しながら呼吸をすることで、深い呼吸が行えると共に、インナーマッスルが鍛えられ引き締め効果も期待できます。

深い呼吸には自律神経を整える働きもありますので、これをしばらく繰り返すだけでも気分が良くなる方もいらっしゃるでしょう。これが本来の正しい呼吸であることを、是非この機会に覚えておいてほしいと思います。

運動習慣を身に付けることで呼吸力が身に付く

ジョギング呼吸を深くする対策として、運動習慣を身に付けるのも効果的です。運動すると呼吸が激しくなり、呼吸筋が鍛えられて、普段から深い呼吸をしやすくなります。運動にはこの様なメリットもありますので、呼吸を深くするという観点からも、運動習慣を是非身に付けてみて下さい。

痩せやすい体に導く呼吸法を習慣としてマスターしよう

何も意識しなくても、日々自然と繰り返されている呼吸ですので、なかなか自分で意識しようとしないと習慣は改善されません。でも意識さえすれば、仕事中でも、勉強中でも、テレビを見ながらでも、すぐにできるのが呼吸です。

このちょっとしたことで、筋肉が鍛えられ代謝がアップしてダイエットが有利になるとしたら、これはやらない手は無いですよね♪まずは意識して深い呼吸を繰り返すことから、痩せやすい体に導く呼吸法を習慣としてマスターしていきましょう。