食べても食べてもお腹が空くのはジャンクフードが原因

家のすぐ近くにマクドナルドとケンタッキーがあります。いつも行くスーパーの入る建物にテナントとして入っているのですが、通るたびに揚げ物の揚がる良い香りがプンプン漂ってきて、いやらしいほどに食欲を誘ってきます。

そんな誘惑を横目に、私はスーパーで健康的な食料を調達するわけですが、大概外から覗くとレジには列ができていて、多くの人が利用していることが伺えます。皆ジャンクなものが好きなんですね。

マクドナルドとケンタッキーと言えば、ジャンクフードの２トップともいえる巨大ファストフード店です。テレビコマーシャルでもよく広告が流れ、安くてうまいことに加え全国各地に点在することから、常食されている方も多いと思います。

しかーし！ジャンクフードは体に悪いだけでなく、食欲をも狂わせる危険な食べ物です。いくら安くて美味しかろうと、魅力的な広告で誘惑してこようと、決してオススメできる食べ物ではありませんので食べ過ぎは禁物ですよ！

ジャンクフードとは

ちなみに・・ジャンクフードと言うのは、ファストフード店で売られているような食べ物ばかりではありません。（ファストフード店でも健康を意識したメニューも増えては来ていますが・・）カップラーメンやお菓子、ドーナツや菓子パン、ピザなんかも多くが当てはまります。

ジャンクフードの「ジャンク」は、英語でガラクタ、役に立たないものの意味です。高カロリーなのに栄養がほとんどないまさにガラクタのような食べ物がそれに当たります。

ジャンクフードではお腹が満たされない

そんなジャンクフード・・お腹いっぱい食べても、またすぐにお腹がすいてちょこちょこと食べてしまう経験をされたことはないでしょうか？もしくは、腹八分目で満足せず、お腹がはちきれそうになるほど食べてしまうと言う経験をされたことは？

通常食事をとると心も体も満たされて、次の食事まで食欲が収まるはずなのに・・ジャンクフードは食べても食べてもお腹が空く。心が満たされない。だからちょこちょこ間食をしてしまったり、また安いファーストフード店で大量に買い込んで食べだりと、悪循環にハマりやすくなるのです。

こんな風に食欲を狂わせるのがジャンクフードの怖いところです。

食べても食べてもお腹が空く理由

栄養バランスが悪い

食べても食べてもお腹が空く理由は、ジャンクフードでは体が必要とする栄養素が到底補えないからです。

糖分や塩分、脂肪分、そして添加物たっぷりなのに、必要なビタミンやミネラル、食物繊維と言った栄養は僅かしかない。身体に必要な栄養素が満たされないがために、脳は「もっと栄養を取らなくちゃ」と思い食事を取るよう体に信号を送り続けてくるわけです。だから食べても食べても食欲が収まらないのですね。そこでまたジャンクフードを食べても栄養は満たされません。お腹は満腹なはずなのに栄養は満たされる事はなく、無限に食欲が湧いてきてしまうのです。

消化に多くの栄養を奪われる

また、ジャンクフードは栄養が満たされないだけでなく、消化のために非常に多くのエネルギーを使う点も食欲を増加させる原因になっています。

ジャンクフードには糖質や脂質、そして添加物がたっぷりと含まれている場合がほとんどです。しかもファストフード店の食べ物はとても安価。つまり原材料として使われている食品も非常に安価なものになります。安い小麦粉に、何度も使い回された質の悪い油、味や見た目を良くするための添加物、食中毒を絶対に出さないために使われる防腐剤など。こうした粗悪なものを体内で代謝するためには多くの栄養素やエネルギーを消費するのです。そのためにさらにそのエネルギーを補おうと食欲が増加します。

これじゃあ無限地獄です。食欲が増えればまたジャンクフードを食べてしまうと言う行為に走ってしまいがちですが、当然それでは同じことの繰り返しです。