「部活をやめて急激に太った」と言うお声がちらほら聞かれます。
そして「部活を辞めて太ってから、ダイエットをしているのにもかかわらず痩せることができません。痩せ方を教えてください!」
こんなお問い合わせも度々寄せられるので、今日は、部活をやめて太る理由と、部活を引退してから太った場合どうやって痩せたらいいのか?ということについてお話して行こうと思います。
「部活をやめて太った」という方だけでなく、年を取って太りやすくなったという方にも役立つ内容ですので、ぜひご覧になってみてくださいね。
部活をやめて太るのは当たり前
まず、部活をやめて太るのはなぜなのか?
部活を引退すると太るメカニズムについて解明していきましょう・・と言っても、答えは簡単ですね^^
これまでに毎日のように続けていた運動習慣がなくなるわけですから、当然一日の消費エネルギーがガクンと少なくなります。
にもかかわらず、これまで通りの食事をしていたらどうなるでしょう?
当然エネルギー収支がプラスとなり、余ったエネルギーは脂肪に変換されますから、当然太ってしまいます。
また、運動習慣が無くなれば、これまでついていた筋肉も徐々に落ちていきます。
筋肉は熱(エネルギー)を沢山作るので、筋肉が減ればその分代謝量が落ち、太りやすくもなるという訳です。
つまり、運動習慣がなくなるということは、運動習慣があった時よりも、体は確実に太りやすくなっていくということ。
だからこそ、食事量はそれに合わせて減らしていかないと、太るのは当たり前と言うことですね。
これは、年を取って太りやすくなるのと同じメカニズムです。
年を取ると老化に伴い筋肉が減少してしまいますから(筋トレを継続していれば別)、一日の消費エネルギーが減って太りやすくなるのです。
部活をやめた分食事量を見直さないと確実に太る
ですから、今まで通り食べていては当然太ります。
それどころか、少し減らしたぐらいでは、エネルギー収支を=(イコール)もしくはマイナスにはできません。
しっかりと食事量を減らす。または糖質の摂取量をコントロールするなど質を大きく改善する必要があります。
「今までと食べる量は変わらないのに何で太るの?」
部活をやめてこの様に不思議に思う方は実際多いと思いますが、これは何ら不思議なことはなく当然の結果なのです。
むしろ食事量が変わらないから!太るのです。
とにかく、部活引退後は消費エネルギーが減る分食事を減らさないと、一気に激太りなんていうことになり兼ねません。
部活を引退したと同時に食事の改善にしっかり取り組みましょう。でないと確実に太ります!
部活をやめても運動は継続すべき理由
ちなみに、これまでにあった運動習慣を急に辞めてしまうことは、体に与える影響も大きくなります。
元々運動していなかった人よりも、運動習慣のあった人が運動を中断することの方が健康へのマイナス影響が大きいというデータがあります。
ですので、部活を引退したといえど、何かしらの運動習慣は続けることをお勧めします。
部活でやっていたほどの激しい運動は全く必要ありません。
ウォーキングでもなんでも、自分が無理なく続けられる運動を継続していってくださいね。
これで急激な筋肉の減少は食い止められますし、代謝を落とさずに済みますから^^
運動部引退後の激太りを解消する食事
そして食事は規則正しいリズムで、お菓子などの余計なものはなるべく控え、バランスよく腹八分目の量を守る。
尚且つ最低でも寝る3〜4時間前までには夜ご飯を済ませること。(遅い時間帯の食事は効率よく体に吸収されるので要注意)
こちらを徹底しましょう。
これまで習慣になっていた食事を変えることはなかなか難しいですが、継続すればしっかり身についてこちらの食事が標準になります。
これで太ることはありませんし、既に激太りしてしまっていたとしても、徐々に元に戻ってくるはずですので、頑張って継続してくださいねヽ(^o^)丿
部活をやめて太ったことで後悔した過去
私自身も、中学校時代は、ソフトボールをやっていて、大会が近づくと、陸上部、駅伝部にも借り出され、ハードなトレーニングをしていました。
それにもかかわらず、部活引退後に全く運動することがなくなり、食事は減らすどころか時間がいっぱいできたことでおやつまで食べるようになり、結果激太りした経験があります。
ここで太ったことで、一番いい時代をおデブな状態で過ごすという苦い経験をしているので^^;
今まさに、部活をやめて太り始めているという方には、同じような思いをしてほしくないと強く思っています。
そんな訳で、部活をやめて太ってしまった方も、そうでない方も、太るメカニズムっていうのはいつだって同じ仕組みです!
エネルギー収支がプラスに働いている。つまりは
食べた量 > 消費した量 =太る であり、
消費した量 > 食べた量 =痩せる
がダイエットの絶対公式ですから、四の五の言わずに食事管理を徹底して、しっかり動いて結果を出してほしいと思います。