睡眠

お腹がすいて眠れない・・』

ダイエット中にこの様なお悩みをお持ちの方は多くいらっしゃいます。

減量中はどうしても普段より食事の量が抑えられますから、夜ご飯が足りずに、寝る頃になって丁度お腹がすいてしまう。寝ようといくら頑張ったところで、食べ物のことばかりが頭に浮かんでくる。そして眠れないと・・

きっとダイエットをしたことのある方なら、誰もが一度は経験していることではないでしょうか?

空腹で寝れない状況って結構辛いですよね!寝たいのに寝れない。寝なきゃ!と思えば思うほど頭が冴えてくる・・焦れば焦るほど眠気がどこかへ行ってしまうから困ったものです。そして寝不足になれば、仕事中や勉強中などの寝てはいけない肝心な時に眠くなるから尚更困ったもの・・。

こんな時には、どこかに睡眠のスイッチがあって、押せばすぐに寝れる様な仕組みだったらどんなに楽か?と、そんな風に思うことってありませんか^^;?

私はあります(笑)

しかしながら、お腹がすいて眠れない時、そんな時は一体どのようにしてやり過ごすのが正しい選択なのでしょうか?

お腹がすいて眠れない時あなたはどうしていますか?

お腹がすいて眠れない

これはご質問でも時々頂くお悩みなのですが・・
多くの方がこの時に間違った行動をとってしまいがちです。

答え合わせをする前に、以下に具体的な例を挙げてみますので、ご自身がこれまでにとっていた行動に当てはまるものがないか?まずはチェックしてみてくださいませ。

ダイエット中、お腹がすいて眠れない時にとる行動といたしましては、大体が次の行動パターンに分けられるのではないかと思います。

あなたはどれに当てはまりますか?

少しお時間をとって考えてみてくださいね↓

1・ひたすら我慢して無理矢理にでも寝ようとする

2・我慢して我慢して・・結果どうにも我慢できなくなってドカ食いしてしまう

3・何か別のことをして気を紛らわす

4・脂肪になりにくい食品を少しつまんで空腹を満たす

はい。当てはまるものはありましたでしょうか?

では早速答え合わせをしていきましょう!

お腹がすいて眠れない時にとるべき行動とは?

まず、1番は・・駄目ですね。我慢できるならばそれに越したことは無いですが、この場合はお腹がすいて眠れない程の状態なので、これは適切ではありません。

それに、ストレスはダイエットの大敵です。眠れない上にストレスも溜まれば、自律神経を乱し、代謝機能にも悪影響を与え痩せにくくなってしまいます。

我慢ばかりのダイエットは逆に太りやすい体を作る。従ってこれは論外です。

もちろん2番はもっと駄目ですね。寝る前のドカ食いほど太るものはありません。
しかも、その前に我慢して我慢してストレスも感じているので、ストレス+ドカ食いで最悪の状況です。

最も脂肪を溜め込みやすい、それまでの頑張りを帳消しにしてしまいかねない一番駄目な食べ方。

こうなるならば、夜ご飯をしっかり食べてしまった方が何倍もましですよ!

3番は・・良いですね☆これが出来れば上出来です。食べること以外で気を紛らわし、ストレスをコントロールした上で睡眠に繋げられたら最高ですよね♪

例えばストレッチやアロマを楽しむ。好きな読書をする等、自分がリラックス出来る環境を作ることで空腹から来るイライラもまぎれ、食欲も次第に収まってくるので、これでスムーズに寝ることが出来ればこれはベストな選択と言っていいかも知れません。

が・・!これが出来れば上出来ではあるのですが、
なかなか難しいことだったりもします・・。

おそらくやろうと思っても実際に出来ない人が大半なのではないでしょうか・・(汗)

自己コントロールがうまい方は出来ると思いますが、結果的にはその時だけ気が紛れても、そのあとに1や2と同じ状況になる方がほとんどのはずです。

と、言うことで、この中で正解は4番☆

空腹時には、適切なものを適度な量食べることが最もダイエット中に適した食べ方となります。

お腹がすいたら適量食べる

これはストレスがたまらないし、こまめに食事を摂ると言うことでも血糖値の急上昇・急下降が緩やかで太りにくい食べ方と言えますよ^^

そんな訳で、空腹で寝れず・・ストレスを溜めて寝不足になるぐらいでしたら、我慢しないで食べてくださいね。

適切なものを適度な量食べることが大事

とは言え・・
注意していただきたいのが、この「適切なものを適度な量食べる」と言う部分です。

眠れない状況と言うのは当然夜ですから、食べたものがそのまま脂肪へと変わりやすい最も太りやすい時間帯であることは忘れてはいけません。

ですから、最低限、量を最小限にとどめることは必ず守りたいです。

量を最小限にする為にも、『これだけ』と決めてお皿に取り分けてから食べる等の工夫をするといいですよ。

また、『何を食べるか?』このの部分にも細心の注意を払う必要があります。

夜遅い時間は最も体が栄養を吸収する時間帯。ですので、なるべく脂肪として体に蓄えられにくい食品を選ぶ事も大事ですよ!

手軽に摂れるからと、おやつやパン、カップラーメンを食べるなんて論外です。

脂肪に変換されやすい糖質をなるべく控え、その上で、栄養を吸収する時間帯であるからこそ!栄養価が高いもの・・

つまりは高栄養で低糖質な食品、ビタミンミネラルが豊富な野菜や海藻、キノコ類、質の良い脂肪酸が摂れるナッツ類、ヘルシー且つ高タンパクな大豆製品等・・こうした食品を選んで食べると良いですね☆

尚且つ、大事なことなのでもう一度言いますが、

・適量を守ること!
・決して食べ過ぎず空腹を満たす程度にとどめること!

を守っていただければ、寝る前でも食べても大丈夫です^^

睡眠もダイエットを円滑に進める為には重要な要素になりますから、寝れないぐらいであれば少し食べて、空腹を解消してくださいね。

そもそもお腹がすいて眠れない状況を作っては駄目!

そして・・ここからが最も大事なことですが、それ以前に、お腹がすいて眠れない状況を作ってしまっていること自体が問題です。

もしそういう状況が続く様でしたら、

『夕飯は何時間前に食べたのか・・?』

『寝る時間から逆算して、時間を空け過ぎていないか?』

『量は減らし過ぎていないか?』

何故、お腹がすいて寝れない状況になってしまったのか?
そこを考えて食事の部分を改善することが大切ですよ。

とにかく、痩せる為にはご飯を減らせば良い。と言う訳ではないので、ここは勘違いしない様に十分気をつけてくださいませ(汗)

無理のないダイエットを行うことが成功の秘訣

と言うことで、

・ストレス
・睡眠不足

ダイエットの大敵!!

お腹がすいて寝れない状況を作らない様に、食事の減らし過ぎや時間の開け過ぎに注意して、無理のない様にダイエットには取り組んでくださいませ。