たるみ（おばさん体型）の原因になる第3の脂肪とは？

おばさん体型の原因は第３の脂肪と言われる霜降り肉にあります。霜降り肉は牛だけに出来るものではありません。人間にもできるのです！

ここではボディーラインを崩す第３の脂肪（霜降り肉）についてまとめます。いくつになっても美しいボディーラインを保つ為にも、原因と対策を知って予防に努めましょう。

第3の脂肪「筋細胞外脂肪」（EMCL）とは？

あなたは「霜降り肉」がお好きですか？

ステーキ、焼肉、しゃぶしゃぶ、キレイにサシ高級なイメージがあり、考えるだけでよだれが出てきてしまうって方も多いかも知れませんね。

ちなみに私はちょっと苦手です。霜降り肉を見ると「おいしそう」よりも、「脂ばっかりじゃん」「飽和脂肪酸だらけで身体に悪そう」と言う考えの方が先に浮かんでしまい、食べる気が失せてしまいます。食べたとしても霜降り肉は一口二口で胸がいっぱい。出来るだけ油の少ないお肉が食べたいお年頃です。笑

そんな霜降り肉。霜降り肉と言えば牛肉と言うイメージがありますが・・実は人間にも出来ることをご存知でしょうか？

脂肪の種類として、皮下脂肪と内臓脂肪については良く知られていますが、第3の脂肪として筋細胞外脂肪（EMCL）と言う種類の脂肪があります。これこそが霜降り肉の様な状態の脂肪であり、気を付けないといけない厄介な脂肪です。

おばさん体型の原因は霜降り肉？

おばさん体型何故、気を付けなければならないのか？

それは、第3の脂肪と言われる筋細胞外脂肪（EMCL）が、ボディラインを崩す原因になるからです。

年を重ねるごとに、お腹やお尻、太ももや二の腕などにたるみが生じて、ボディラインが崩れてくるのですが、これはただ単に加齢に伴って肌のハリがなくなっただけではなく、骨格筋などの組織と組織の隙間に出来た、この霜降り肉状態「第3の脂肪」が影響していると考えられているからです。

あまり注目されていない脂肪なので、ご存知でないかも知れませんが、おばさん体型を予防し、いくつになっても綺麗なボディーラインを保つためにも、是非知っておいていただきたい存在です。

第3の脂肪「筋細胞外脂肪」（EMCL）はどうして出来る？

太る原因それで、この脂肪なのですが、本来は筋肉であるはずの部分に脂肪がついてしまった状態を指します。先程から霜降り肉と言っているので、見た目がどのような状態になっているかは容易に想像できるかと思いますが・・食用のお肉ならば高級になるかもしれませんが、人間の場合はデメリットしかありませんから、霜降り状態にならない様に対策していく必要があります。

では、何が原因で第3の脂肪、筋細胞外脂肪（EMCL）が出来てしまうのでしょう？

おばさん体型の元となる第3の脂肪が出来る原因は・・そう！運動不足による筋力の低下が原因で起こります。

これは牛肉の霜降り肉がどうやって作られるか？を知るとわかりやすいです。霜降りのおいしいお肉は、良いエサを沢山与え、そしてあまり運動させない飼育方法で作られます。人間もこれと同じ。食べたいものを食べて運動しないでいれば霜降り肉の完成です。

運動嫌いで家にいる時はいつもゴロゴロしている人も多いことでしょう。そうやって筋肉は霜降り状態に変化してしまうのです。

霜降り肉が出来ることのデメリット

そして霜降り肉が恐ろしいのは、ただ単に脂肪が増えるのではなく、筋肉が減ってしまう点にもあります。つまりは、これによって太りやすくなり、ボディラインもどんどん崩れてしまう。そんな悪循環に陥りやすくなるのです。

また、注意しなければいけないのは、太っている痩せているにかかわらず、運動不足であれば第3の脂肪が増えてしまう可能性があることです。一見痩せている様に見えても、体脂肪が極端に多い人がいますが、こう言った方は若いうちは良かったとしても、年を重ねるごとにボディラインが崩れ、どんどん肌がたるんでおばさん体型になっていく傾向にあるので気を付けないといけません。「痩せているから大丈夫」なんて安心していると、後で後悔することになりますので、是非今のうちから対策されてくださいね。