ダイエット中に風邪

今日は、1年で最も寒い大寒、尚且つオミクロンも爆発的に増加していると言うことで、風邪などで体調が悪い場合のダイエットについてお話ししてみたいと思います。

ダイエットをしている最中に風邪などで体調を崩してしまった場合、食事はどうすればいいのか?運動はどうすればいいのか?悩む方もいらっしゃるかもしれません。是非そうした場合には参考にしてくださいね。

ダイエット中に風邪をひいたら運動は休むべき?

風邪と筋トレまずは運動に関してですが・・当たり前のことではありますが、もちろん体調が悪い場合には、たとえダイエット中であっても運動は休んだ方が良いです。

特に筋トレなどで体作りをしている人にとっては、筋トレを休むことが「怖い」と感じてしまう場合もあるかと思います。筋肉は使わなければすぐに落ちてしまいますから、せっかく努力して作り上げた筋肉が落ちることは避けたい!と、無理をしてしまう人も実際のところ少なくありません。

でも、調子が悪い時と言うのは、体が免疫力を高めて調子を戻そうと必死に頑張っているところですので、この時に運動をしてしまうと、疲労の回復や筋力の回復などにも力を使うことになり、体には大きな負荷がかかってしまうのですね。その分病気の回復が
遅れる事はもちろん、病気の症状を悪化させることも。

また運動の効果が半減したり、逆に筋肉が落ちる場合があるなど良い事は1つもありませんから、体調が悪いときには、ダイエット中であっても運動や筋トレは休止して体をしっかりと休養させることが大事ですよ!

ダイエット中に風邪をひいたら食事はどうする?

卵粥また、体調が悪いときには食欲も自然と減退することが多いですから、そうした体の声にしっかり耳を傾けて、今の体にとって最適な行動をとってあげることが大事です。

体調が悪い時に食欲が減退するのも病気を早く治すためです。食べたものを消化吸収するためにはものすごくエネルギーを使うのですね。このエネルギーを節約して病原菌と集中的に戦うために、食欲を落としてエネルギーをそちらに回そうとするのです。

ですから食欲がないときには無理してたくさん食べる必要はありません。水分のみはしっかりとってゆっくり休養することを優先させましょう。

食事が取れない場合は甘い飲み物も活用可

もしくは、プリンだったり、スポーツドリンク、オレンジジュースやリンゴジュースなどの甘い飲み物。これらは砂糖の塊なので風邪をひいているときであってもあまりお勧めできるものではありませんが・・どうしても食事が喉を通らない。でも栄養は取らなければいけない。それしかない。と言うような状況においては一時的にこれらを活用するのもありです。

少し食欲がある場合には消化が良く栄養の摂れるものを

または、少し食欲がある場合には、消化に負担のかかる脂っこい食事は避け、野菜を軟らかく煮たスープや卵粥、すりおろしたリンゴ等消化に良いものを選んで食べましょう。

こんな風に、その時の体の状況を見ながらぜひ、その時の体が求める最適なものを食べるようにしてみてくださいね。

食欲旺盛でもバランスのとれた食事を心がけよう

朝食抜きは太る
では、食欲がある場合には、ダイエットは休んで何でも好きなものを食べていいのか?というとそうではありません。消化に負担がかかる脂っこいもの、砂糖たっぷりの甘いお菓子などは控え、健康的なバランスのとれたメニューを心がけることがやはり大事です。

特に肉や魚、卵、大豆製品などから摂取できる「タンパク質」。野菜や果物、海藻類などに豊富な「ビタミン」「ミネラル」は
体を回復させるのに有効な栄養ですので、これらを効果的に摂取して早めの回復に役立てましょう。

病気を理由にドカ食いしない事

一番気をつけないといけないことが、病気を理由に甘いものや脂っこいものをドカ食いしてしまうことです!!これをやってしまうと消化に負担がかかり風邪が長引くばかりか、体調が良くなった頃には体重が一気に増化し体はぶよぶよ、リバウンドと言うことになってしまいかねません。

風邪だからといってご褒美はほどほどに。粗悪な食品は体には毒になることを忘れず、”バランスの取れたヘルシーメニューを腹八分目に”をいつでも心掛けましょう。

カフェインやアルコールに注意しよう

お酒また風邪をひいているときには、水分をしっかり取ることも大事ですが、お茶やコーヒーなど、カフェインの含まれるものは避けるのが無難です。カフェインには利尿作用があります。せっかく摂った水分を外に排出してしまいますので、なるべくならこの時は、白湯やカフェインの含まれていないハーブティーなどで水分補給をするのがお勧めです。

もちろんアルコールもNG!アルコールにも利尿作用があるためカフェインと同様、風邪のときには控えた方が良いです。またアルコールを体内で解毒するのにも大きなエネルギーを使います。ここにエネルギーがとられてしまうと、その分菌やウィルスと戦うも
弱まってしまいますので、病気の治りが遅くなってしまいます。

またアルコールの分解は肝臓で行われますが、風邪薬を代謝するのも肝臓であり、これが同時に行われるとなると肝臓に大きな負担となってしまいます。肝臓への負担軽減の意味でも、特に薬を飲んでいるときにはお酒は飲まないようにしましょう。

風邪をひいたらダイエットは一時休戦が鉄則

風邪で体調が悪いときには、ダイエットは一時休戦して、体を休養させることを優先させましょう。一時的に体がむくんで体重が増えたり、寝込んだせいで筋力が減ってしまったりと言う事はあるかと思いますが、体調が良くなってからまたしっかりと食事・運動を継続していくことですぐに取り戻せますので安心して休みましょう。

「風邪で体調が悪くても頑張らないと!」と体に鞭を打つなんて事は逆効果です!さらに風邪を長引かせて体調を悪化させ、ダイエットどころではなくなってしまったり、無理に運動をすることで筋肉を減らしてしまったりと本当に良い事は無いのです。

ダイエットは健康な体あってこそです。決して優先順位を見誤ることなく、健康第一で行ってまいりましょうね!

そんなことで、オミクロンが爆発的に増えていることや、お正月明けで疲れが溜まっているところにこの寒さで、体調崩す人が多いことから、今回は風邪の時のダイエットについてお話しさせていただきました。ぜひぜひ参考にしていただき、健康的なダイエットにお役立てくださいね♪