夏の冷えにはくれぐれもご注意ください。冷えはダイエットの大敵！体を冷やしてしまうことで体温が下がり、その分代謝が落ちて痩せにくく太りやすくなります。また冷えにより血流が悪くなり、リンパの流れが悪くなることで老廃物も溜まりやすくなります。そして老廃物が滞ることで更に体を冷やしやすくなると言う悪循環（痩せない負のスパイラル）にはまりやすくなります。この悪循環を繰り返さないためにも、体を冷やさないように注意しましょう。
中には、「夏は暑いから冷えとは無縁なのではないか？」と考える方もいますが、全くもってそんなことはないのです。むしろ寒さに無防備になる夏こそ、体を冷やしやすいので十分な注意が必要です。
夏に体を冷やす原因と「痩せない」だけじゃない冷えの恐ろしいリスク
夏は夏で、日常生活の中には、体を冷やしてしまう様々な要因が転がっています。夏に体を冷やす原因や、冷えによるリスクを是非この機会に知っておきましょう。
冷房によって夏冷えは引き起こされる
例えば、冷房がそうですよね。電車もそうですが、スーパーやデパートなどでも必要以上に冷房が効いていて、体を冷やしてしまう人は多いはずです。私もこうした場所でよく寒いな・・なんでこんなに寒くする必要があるのかな？と疑問に思うことがありますが、薄着になる夏だからこそ、冷房による思わぬ冷えには注意しなければいけません。
それに、冷房で冷えるだけならまだしも、冷暖房が効きすぎている部屋に頻繁に出入りしていると、自律神経を崩してしまいやすくもなります。自律神経の乱れは、様々な不調を引き起こす原因になります。体の体温調節機能を鈍らせ、汗が出にくくなり熱中症にかかりやすくなったり、頭痛・めまい・肩こりや腰痛・神経痛・動悸・集中力の低下・下痢や便秘・イライラや鬱など、体のあらゆる不調に繋がる場合も。
また、暑い場所から急に冷房の効いた寒い部屋に入ると私は頭が痛くなるのですが、気分が悪くなったり、めまいを起こす人もいます。これは・・「コールドショック」と呼ばれる症状で、急激な温度の変化に、体が軽いショックを起こしてしまうのです。急激な温度の変化は、それだけ体への負担が大きいということです。快適になり過ぎるのも考えものですね！
こうした不調を呼ばない為にも、冷房による冷えには注意すべきです。
冷たい物の食べ過ぎ飲み過ぎに気を付けよう
キンキンに冷えたビールやアイスクリーム、冷蔵庫から出してすぐのサラダなど、冷たい物の食べ過ぎ飲み過ぎにも注意すべきですね。夏の暑い日には冷たい物が美味しく感じますが、冷えたものを口にすることは、自分が思っているより体には負担となる場合もあります。特に腸は冷えに弱いので、こう言った冷たいものを食べすぎると腸の動きが鈍くなり、冷えだけではなく、便秘や消化不良の原因にもなります。
朝食抜きや栄養不足で体が冷える
また、夏場はダイエットをする人が増えますが、朝食抜きなど間違ったダイエットをすることも身体を冷やす原因になります。朝食は、体内時計をオンにして体温を上げる大事なスイッチになります。朝食を抜くことで、起床後に体温がなかなか上がらず、代謝の低下を招く原因にもなりますので、夏痩せを成功させるためにも朝食はしっかり摂りましょう。
もちろん、必要な栄養素を過不足なることも大前提です。栄養不足でもまた、代謝が落ちて体を冷やす原因になりますので、バランスの良い食事を心掛けて、しっかり食べながら減量に取り組むことが大事ですよ。
この様に、体を冷やしてしまう原因は日常に沢山潜んでいますので、夏だからと安心せず、夏だからこそ注意していただきたいと思います。
夏冷えを予防して「痩せないスパイラル」から脱却しよう
冷房対策としては、冷房の設定温度を下げ過ぎないこと。それが不可能ならば、羽織物を常備する。ストールなどで防寒する。オフィスなどで靴下をはくなどして対策しましょう。
冷たい物に関してはなるべく常温のものを口にする。暖かいものと一緒に食べる様にするなど工夫しましょう。
そして冷えてしまった体を温める為に、一日に最後はしっかりと湯船に浸かって体を癒すと、冷え対策としては効果的です。また、朝食抜きや栄養不足は体が冷えやすくなる為、朝昼版の食事でしっかり栄養を補いながら、安全にダイエットには取り組みましょう。
冷えは痩せの大敵！冷えを予防して夏痩せを成功させよう
忘れないでください。冷えは痩せの大敵！美容の大敵！万病の元です！体を冷やすことは体にとって良いことは一つもありません。
と言うことで是非、夏の冷えにはご用心くださいませ☆
