よく噛んで食べると痩せる

あなたは「よく噛んで食べること」をしっかり意識出来ていますか?

よく噛んで食べる!これはダイエットを行う上では基本の痩せテクニックではありますが、実際にはなかなか毎回の食事でしっかり意識できていないのが現状の様に思います。

早食いは大食い・肥満の始まりです!夏バテから解放され、徐々に食欲が増してくる秋にこそ、意識して咀嚼回数を増やしゆっくり食べる意識をもってほしいと思います。

そんな訳で今日は、「よく噛んで食べることがダイエットに繋がる理由」について情報を共有させていただきます。

早食いの自覚がある場合や、よく噛んで食べる意識がなかった場合など、咀嚼とダイエットの関係がいまいち理解できていなかった場合にはしっかり読んでみてくださいね^^

ゆっくりよく噛んで食べる人は太りにくい

ちなみに私・・食べるのが凄く遅いです。友人や知人、家族、色々な方と食事をしていても一番かも知れない?ぐらい食べるのが遅いです。

「食べるの遅いよね」ってよく言われます^^;

でも、これには理由があります。

よく噛んで味わって食べているからです。

ゆっくり食べて太らないようにしているという意図がある訳です。

これは長年続けているので、もはや習慣になっており、今はゆっくり食べようとかそんな意識は全くありません。こうした痩せ習慣がしっかり身についているので、無意識によく噛んでゆっくり食べてしまいます。

だから、長年痩せた状態をキープできているのです。(もちろん、咀嚼回数だけが原因ではありませんが)

ではなぜ咀嚼回数が多いと太りにくいのでしょうか?

咀嚼回数が多いと太りにくい理由

咀嚼咀嚼回数が多いと太りにくい理由は?と言いますと・・

噛む回数が増えるほど、食欲を増加させるホルモンである「グレリン」を抑制することが出来るからです。これにより自然と食欲が抑えられ、最大でカロリーを15%も抑えられることが分かっています。

また、食事をよく噛んで食べることで、「食事誘発性体熱産生(DIT)」を増やすことも出来ます。

「食事誘発性体熱産生(DIT)」と言うのは、食事をすることによって消費されるエネルギーのことです。

食べたものを消化吸収するにもエネルギーが使われますが、よく噛んでゆっくり食べることで、この時に使われるエネルギーを増やすことが出来、通常より多くのカロリーを消費出来るのです。

つまり、同じものを同じ量食べたとしても、ゆっくりよく噛んで食べた方が太りにくいという訳!

食べながらにしてダイエットに繋がると言うことです。

良く言われるのは、「早食いすると満腹中枢が働く前に食べ過ぎてしまうから、ゆっくり食べるべき」と言われますよね?

確かに満腹中枢は、食事開始後15分〜20分後に満腹感を感じるので、それも大いに関係しています。

ですが、実際にはそれだけじゃなくて、上記のようなメリットもあるのです^^

噛むだけでダイエットに繋がるのですから、これはやらない手はないですよね♪

是非、日々の食事で出来ていなかった場合には、次の食事からでも意識して噛む回数を増やしてみてください。

毎日の食事で噛む回数を増やすには?

一口30回以上噛むことをしっかり意識する

咀嚼回数を増やすには、毎回の食事でしっかり意識するのが一番の対策になります。

食事をする際には、一口食べ物を口に入れるたびに、最低でも30回は噛んで飲み込むようにしましょう。

「自分が普段よく噛んでいるかどうかわからない・・」と言う場合はまずは数えてみましょう。

食材の硬さなどにもよりますが、通常の食事で最低でも一口30回以上噛んでいれば合格です。

一口食べるごとに一旦箸を置く

箸をおくそれでも、いつもついつい早食いになってしまう場合には、よく噛むために、一口食べるごとにはしを置く習慣を身に付けるのがお勧めです。

早食いの人は、口に入れた食べ物がまだ入っているうちにどんどん次の一口を詰め込んでしまいます。これでは十分咀嚼できないまま胃に流れてしまい、胃への負担も大きくなります。

口に物を入れたら箸を一旦置く。これをやるだけでよく噛んで食べる習慣が徐々に身についてきますので、是非取り入れましょう。

「ながら食い」をしない

ながら食い咀嚼を十分行うには、「ながら食い」をしないことです。

テレビを見ながら、スマホを見ながら、こんな風に何か別のものに意識が向いていると、ついつい咀嚼が疎かになります。

また、満腹中枢からの指令も感じにくくなり食べ過ぎに繋がってしまうので、ながら食いはなるべくしないような食事環境を作ることが大事です。

調理法や食材選びなど食事そのものを工夫する

歯ごたえのある食事そして、食事そのものを工夫することでも咀嚼回数を増やせます。

例えば、食材をわざと大きく切る、野菜の火の通し加減を短くして硬めに調理するなど、わざと食べにくくすることで咀嚼回数を増やすことが出来ます。

食材が小さく柔らかく調理されているものは、あまり噛まなくても飲み込めてしまいますが、硬めのゴロゴロした料理ではそうはいきませんよね。

他にも、フワフワしてあまり噛まなくても飲み込めてしまう白いパンを、茶色の硬めのパンに変える。白米を、より歯ごたえのある玄米や雑穀米などに変えるなどの工夫も出来ますね。

普段早食いの自覚がある場合や、かむ回数が少ない自覚がある場合には、上記のような工夫を取り入れてみましょう!

早食いは肥満の始まり!ゆっくりよく噛んで痩せボディを目指そう

噛む回数を増やすことは、痩せやすい体作りにとても大事なポイントです!

小さいころ、「食事はよく噛んで食べなさい」と教育されてきたかと思いますが、噛むことはそれだけ健康にも大事なのです。

それにもかかわらず、いつしかそんな基本的なことを忘れ、欲に任せて早食い大食いをしてきた方は多いはず!

それこそが「肥満の始まり」だと言うことを是非この機会に再認識し、食事のとり方を見直してみてくださいね^^