朝食抜きで低血糖

先日、朝食をあまり取らずにゴルフをしたら、低血糖で倒れそうになりました。いつもなら18ホールの半分回ったところで、食事休憩に入るのですが、その日は丸々18ホール休憩なしで回ることになりました。にもかかわらず、朝あまり時間がなかったこともあり、朝食は「おにぎり一個だけ」。無謀な事をしてしまいました・・。

案の定、半分回ったあたりで血糖値が下がりすぎて頭がフラフラ。その場でしゃがみ込んでしまう場面も何度かありました。立ちくらみもするし、気分も悪いしで倒れる寸前の状態でした。

しかし!そんな中、神のお助けが!ゴルフ場に金柑の木が生えていて、食べ頃の実が沢山なっているのを発見!普段ならこれを食べようなんて思いもしませんが、この日ばかりは、そんな悠長なことを言っている場合ではありません。本当に申し訳ないですが・・キャディさんに了承を得て、ちょっと拝借させて頂きました。

一口かじると、これが甘くて美味しい!!ほんのちょっと食べただけでしたが、これが命の助けに。お陰でなんとか無事に18ホールのプレーを終えることが出来ました。

おにぎり一個でゴルフ。「無謀だけど、まあ、ダイエットになるし、良いかな〜」なんて気持ちもあったのですが、とんでもありません。いやはや今回はちょっとやばかったです。低血糖の恐ろしさを身をもって経験することとなりました。反省です!!

ちなみに朝食を抜くことは、ビジネスパーソンや学生さんなど、多くの人にとって、一日の始まりを迅速に進めるための手段として認識されています。朝食を抜いて一日をスタートさせる人も多いことでしょう。しかし、朝食を食べずに過ごすことは、私たちの体にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。

そんな訳で今日は、朝食を抜くことによって引き起こされる低血糖のメカニズムと、それがダイエットにもたらす危険性について解説したいと思います。ダイエット目的で朝食を抜いているよ・・と言う場合には是非ご覧になってみて下さいね〜。

低血糖とは?朝食抜きで低血糖が起こるメカニズム

まず、低血糖とは、血液中のブドウ糖(血糖値)が正常値よりも低下する状態のことを指します。朝食を摂らないことによって、体は夜間の断食状態からさらにエネルギー不足になります。その結果、血糖値が下がり、低血糖が起こりやすくなります。

低血糖の怖い症状

低血糖状態が継続すると、頭痛や倦怠感、集中力の低下、イライラ、ふらつきなどの症状が現れることがあります。

朝食抜きのダイエットは、体重を減らすために一時的にエネルギー摂取量を制限する方法として広まっています。でも!その危険性について認識しておく必要がありますよ。なぜなら、朝食を抜くことが低血糖を引き起こすだけでなく、さまざまな健康リスクをもたらす可能性があるからです。

朝食抜きによる健康やダイエットへの悪影響

低血糖まず、朝食を抜くことによって基礎代謝が低下し、体内の脂肪燃焼が減少します。その結果、ダイエットの効果が得にくくなり、むしろ体脂肪の蓄積が進んでしまう可能性があります。また、低血糖状態が続くと食欲が増し、摂食量の制御が難しくなることも考えられます。

さらに!食欲が増えるだけでなく、次の食事で血糖値を上昇させやすくするリスクもあります。例えば、朝食を抜いた場合、次の食事、昼食時に、普段以上に血糖値の上昇が引き起こされやすくなります。結果、血糖値の急変動(血糖値スパイク)を引き起こしたり、脂肪を溜め込みやすくなるなどのリスクが生じます。

血糖値スパイクを繰り返すと、血管に大きな負担をかけます。すると動脈硬化が進みやすくなり、心筋梗塞、脳梗塞、がん、認知症などのリスクが上昇します。また糖化反応によって細胞が劣化、あらゆる病気や肌老化の原因にもなります。

更にさらに!朝食を摂らないことで、栄養バランスのとれた食事を提供する機会を逃すことになります。朝食は私たちの身体をエネルギーで満たし、栄養をしっかりと摂るための重要な機会です。朝食を抜くことによって、栄養不足が引き起こされ、健康問題のリスクが高まる可能性もあるのです。

健康的なダイエットにおいて朝食は重要

栄養豊富な食事こんなふうに、健康的なダイエットを行う上で、栄養バランスのとれた朝食を過不足なく補うことは非常に大事です。目先のカロリー制限の為に朝食抜きをする人は多いですが、これは逆効果です。という訳で是非、朝はしっかり栄養を補給して、代謝の良い状態で一日をエネルギッシュにスタートさせましょう☆