脂肪の多い食べ物

甘いものがやめられないと言う理由から痩せられない人が多い一方で、脂っこいものが大好きでなかなか痩せられない人もまた多くいらっしゃいます。チョコレートやドーナツ、生クリームたっぷりの洋菓子に脂っこい中華料理や天ぷら、とんかつなどの揚げ物、脂身の多い肉などなど・・「脂っこいものが止まらない!」と言う事はありませんか?

そうした場合は要注意!!それは「脂肪味」が鈍感になっている証拠ですよ。

ここでは第6の味覚「脂肪味」について、また鈍感になった脂肪味を敏感にし、ダイエットを有利にする方法をご紹介します。脂っこいものに目が無い方は是非ご覧ください。

「脂肪味」とは何か?

脂肪味「脂肪味」とは何か?と言うと味覚の1つです。

よく知られる味覚として、甘み、塩味、酸味、苦味、うまみがありますが、それに続く第6の味覚として発見されたのが、脂肪分を感じる味覚である「脂肪味」です。

脂肪味が鈍感になると脂肪の食べ過ぎに繋がる

ポテトチップスこの脂肪味が鈍感になってしまうことで、脂肪に対して味覚が鈍くなり、脂っこい物の食べ過ぎに繋がりやすくなるのです。

例えば、甘みや塩味に関しても食べ過ぎれば舌は鈍感になります。甘いものを食べれば食べるほど甘みに鈍感になり、もっと甘いものを!もっとたくさん!と言ったように、甘いものをどんどん欲するようになります。塩味に関してもまた同じこと。しょっぱいものを食べれば食べるほど、塩味に対して鈍感になり、もっと味の濃いものを!としょっぱいものを求めるようになります。

これと同じように、高脂肪の食品を食べれば食べるほど、それに含まれる脂肪に対して味覚が鈍感になり、どんどん高脂肪のものを求めてしまったり食べ過ぎにつながってしまうのです。

味覚には敏感になる必要がある

楽しい食事脂っこいものは確かにおいしい。肉の脂身はあまり食べないものの、私も揚げ物や中華料理が大好きだし、チョコレートも大好き。ポテトチップスやマックのポテトだってたまーに無性に食べたくなります。何も気にしなければ確実に「脂肪味」が鈍感になっていることでしょう。

でも健康でいたいなら、またスリムでいたいなら!こうした味覚には敏感になる必要がある。それを知っているから私もきちんと摂生しています。

もし脂っこいものが好きと言う自覚があるのであれば行動すべき時は今。ぜひ鈍感になった「脂肪味」に敏感になる対策をすぐにとってダイエットを有利に進めましょう。

脂肪味を敏感な状態に導く方法とは?

では・・どうやって鈍感になった「脂肪味」を敏感な状態に導くのでしょう?

と言うとその方法は一つです。脂っこい食べ物を控えれば良いだけです。

甘いものだって徐々に減らしていってあまり食べなくなれば、甘みに敏感になり果物の甘さだけでも十分に満足できるようになります。しょっぱいものだって、徐々に控えていけば、薄味に慣れて素材そのものの味を楽しめるようになります。これと同じで、脂肪分もまた控えることで脂肪味が敏感になり少しの脂肪分でも満足できるようになります。

結果「脂っこいもの食べたな・・」と言う自覚や満足度が増し食べ過ぎの予防、そしてダイエットに繋がります。

高脂肪食を徐々に減らし味覚を正常な状態に戻そう

もちろん、いきなり極端に減らす必要はありません。揚げ物を食べる頻度を減らしたり、メニューに悩んだらできるだけ油が少ないメニューを選ぶなど徐々に減らしていくだけでも大丈夫。(三台栄養素の一つで重要な栄養素でもあるので全く0にするのは絶対NG)無理なくできる範囲から始めて、徐々に本来の味覚を取り戻していきましょう。

そして徐々に「脂肪味」が敏感になってきたのを感じたら、「脂肪味」をまた鈍感な状態に戻さないよう脂肪分控えめの食生活をしっかり習慣にしていくことが大事です。現代社会ではコンビニでもスーパーでも簡単に高脂肪の食品が手に入る為、いつでも「脂肪味」を鈍感にする危険が付きまといます。いつだって味覚が鈍感になる恐れがあることをしっかり頭に入れて、今後も食事と味覚をコントロールすることが大切ですよ。

脂っこいものが好き!そのせいでなかなか痩せられない!と感じている場合は、味覚が鈍感になっていることをぜひこの機会に自覚しましょう。本来の味覚が復活すれば高糖質なものや高カロリーなもの、塩分の取りすぎを抑え、結果ダイエット成功の確率が格段に上がります♪ぜひ次に摂る食事からでも味覚に集中して食事を味わってみてくださいね^^