食べても太らない人

いくら食べても太らない人って羨ましいですよね。

こっちはダイエットで食事を制限していると言うのに、そんなことはお構いなしに好きなものを好きなだけバクバク食べて、それなのにスリムな体型を維持している人・・。そんな人が存在しますが・・「いったい何が違うの?」と不思議に思うことはないでしょうか?そして、出来ることならそんな風に食べても太らない体に自分もなりたい!と思うのが人間の心理ではないでしょうか?

そんなことで今日は、食べても太らない体になる秘訣について情報を共有していきたいと思います。

「食事制限しているのに痩せない」「カロリーを控えてるのに痩せない」「ちょっと食べすぎただけでもすぐ太る」この様な場合にも参考になるかと思いますので、是非読んでみてくださいね^^

食べても太らない人には2種類の人がいる

食べるまずは食べても太らない人の体の仕組みについて解説しますが・・食べても太らない人にも種類があります。

いくら食べても太らないフードファイタータイプ

食事まず、大食い選手権なんかに出ているにもかかわらず、凄くスリムな体型の方。この様な方は、食べても太らないと言うよりも、「太れない」という体質の方がほとんどです。

通常ならば、食事をしてから4時間程度で胃の中に入っている物は消化され空腹になるのですが、太れない体質の方は、胃の出口にある弁が緩んでいたり、腸に何らかの問題を抱えていることから消化時間が極端に短く、栄養を十分に吸収しないまま食物が排泄されてしまいます。だから満腹感が得られずすぐにお腹が減る。そしてずっと食べ続けられる上に太らない。(太れない)と言うことになります。

または腸内細菌が影響している場合もあります。例えばギャル曽根さんなんかは、腸内に善玉菌であるビフィズス菌を異常に多く保菌している様です。ビフィズス菌には血糖値の上昇を緩める働きや、腸内環境を整え便通を促す働きがあります。このビフィズス菌を人の何倍ももっていることから、食べてもすぐに便として出る。また、血糖値が上がらないから満腹感が得られずいくらでも食べられる。こうして太らない体が維持されている様です。

生まれつきの体質なので同じにはなれない

いくら食べても太らない体は、ダイエットをしている方にとってとても羨ましい体質の様に思えますが、これは生まれながらの体質なので残念ながら真似することはできません。むしろ、こうした体質は逆にリスクの方が多いと言えます。

栄養をうまく吸収できない。エネルギーを脂肪として体内に溜めておき、食べ物がない場合にも対応できると言う人間の素晴らしい機能がうまく機能していない訳ですので、災害時などの非常時には命取りになる場合もあるでしょう。何よりいつも空腹感を感じているなんて辛いですよね?食費もかかってしょうがないし、よくよく考えるとデメリットの方が多いのです。

従って、こんな体質になりたいだなんて思うべきではないと私は考えます。

目指すべきは「食べても太りにくい代謝の良い身体」

燃焼ボディこのような特異体質ではなく、私達が目指すべきは、もう一種類のタイプである「食べても太りにくい代謝の良い身体」です。体温が高かったり、筋肉量が多かったり、柔軟性があるなど、代謝ボディには様々な要素が関わってきますが、目指すべきはこちら!

そして食べても太らない代謝ボディには努力すれば変化出来るものですから、是非こちらに目標を定め、やるべきことに邁進していきましょう。

食べても太りにくい代謝ボディを作る方法

食べても太りにくい代謝ボディを作るには、「食べて動く」が基本です。

毎日の食生活により、必要な栄養素をきちんと取り入れ、その上で運動を継続し、筋肉を維持・強化して行くこと。これらが代謝を高めて、食べても太らない体を作る為には必須の条件になります。

食事制限のし過ぎに要注意

食事制限食事制限のみで体を動かさなければ決して到達することはできません。特に極端に食事を減らしている人は気を付けてください。

ダイエットと言うと、糖質を極端に制限したり、カロリーを極端に減らしたりと、ひもじい食事をイメージする方も多いと思いますが、やり過ぎると逆効果になるので注意が必要です。中には一日の摂取カロリーを1000キロカロリーほど、もしくはそれ以下にして「全然食べてないのに痩せない!」と嘆かれる人もいますが・・これこそがダイエットの恐ろしい罠です。

食事を減らしすぎると、身体はそれに対応して、少ない食事でも生きて行けるように代謝を落としてしまいます。体温を下げ、内臓の機能を低下させ、筋肉を減らし、頭の回転を鈍らせる等して、一日1000キロカロリーでも生きていける身体に変化してしまうのです。順応して慣れてしまいます。それで痩せないからともっと食べる量を減らせば更に代謝を落として対応します。こうやってどんどん痩せにくい身体が出来ていきます。

また最悪なことに、身体は飢餓状態ですからちょっと食べただけでも太る様になる。ドカ食いなんかした日にはリバウンド街道まっしぐらです。この状態は最悪。だから代謝ボディを目指す上ではしっかり食べなくてはならないのです。

しっかり食べてしっかり動く。ダイエットの王道と言われる方法以外に、食べても太らない理想の体を手に入れる方法はありません。

食べても太らない体に導くその他のテクニック

加えて、朝食を摂り、体を朝の段階で活動モードに切り替える。咀嚼回数を増やす。毎日湯船に浸かって代謝を上げる。ストレッチで柔軟性を高める。腸内環境を改善するなどの小技を取り入れて行けば完璧☆ちょっと食べすぎたぐらいではびくともしない食べても太らない燃焼ボディも夢ではありませんよ。

「食べて動く」が食べても太らない身体作りの基本

食べ過ぎない様に食事量はある程度コントロールしながらも、その範囲内でまずはしっかり食べること。

一日に最低限必要な栄養をきちんと補いつつ、運動を習慣にするなどして筋肉を維持強化する。

遠回りの様で結局これが一番の近道になりますから☆是非、王道である食事と運動から痩せ体質の基盤を作っていって下さいね♪