アイス

先日テレビで「冬アイス」の特集みたいなものを目にしました。

ご当地の様々な種類のアイスクリームがたくさん紹介されていて、只今絶賛白砂糖断ちをしている私でさえ、「ちょっと食べてみたいな」と思わされるほど魅力的な紹介がされていました。

これにはさすがに、ちょっと心が揺さぶられてしまいましたよ・・。冬アイスか・・うーん。コタツでアイスクリーム。これ、最高ですよね!冬にアイスの特集が組まれるのも納得であります。

こんな風に、「冬にアイス!たまらない!」と思う方は多いと存じますので、今日はあえてこの件について注意点をまとめておきたいと思います。

冬アイスは太りますダイエットにも健康にも最悪な食べ物です!と言うことで「ついつい手を出してしまう」と言う場合には読んでみてくださいね。

冬にアイスが食べたくなる理由

おいしそうなアイスちなみに、冬にアイスを食べたくなるのにはちゃんと理由があります。

冬は気温が下がるため、体は体温を保つ為に沢山エネルギーを消費します。そうして沢山失われるエネルギーを効率よく補うために、濃厚で甘ーいアイスクリームがぴったり!それで冬にアイスが食べたくなるのです。

濃厚で甘いものと言えばチョコレートなんかもそうですが、チョコレートも冬になると食べたくなる人が増えますよね?スイーツ店でも冬にチョコレートフェアが開催されたりしますが、これも同じメカニズムになっています。

要するに、体が栄養を欲している。だから効率よくエネルギーになるもの。つまりは、太りやすい食べ物(甘くて濃厚なもの)であるアイスクリームが欲しくなるということなのです。

食欲のままにアイスを食べれば当然太る

冬アイスは太るしかし!いくら代謝が上がる寒い季節で、体がそれらを欲するからといって、食欲のままにアイスを食べ過ぎれば当たり前ですが太ってしまいます・・。

カップアイスのカロリーを見ても、一つで300キロカロリーを超えるものもあります。低カロリーなものも中にはありますが・・脂肪と糖の塊であるアイスクリームは、非常に太りやすい食べ物ですので、特に食後のデザートと、寝る前など夜食として食べることはお勧めできません。食べるとしても、食べるタイミングにはご注意頂き、適量の範囲で楽しまれてくださいね!(後ほど太りにくいグットなタイミングもご紹介します☆)

冷え性の方は冬アイスによって症状を悪化させるので注意!

それと、冷え性で悩まれている方には特に!冬アイスはおすすめできません。

ダイエットの指導をしているお客様の中にも多いのですが(汗)冷え性で悩んでいると言いながら、冬にアイスや冷たい飲み物、冷たいサラダなどを好んで食べているのには結構驚かされます。心当たりのある方は、こうして自ら体を冷やしてしまっている現状を、まずは知らないといけませんよ。

冷たいものを、ましてや体が冷えやすい冬に食べる事は、せっかく体が体温を上げようとしているのにわざわざお腹に保冷剤を入れて中から冷やしているようなものです。また、腸は冷えに弱いですから、外から冷やすよりも中から冷やすことの方が危険なのです。

こうした行為は、冷え性を悪化させる行為となりますので、美しく健康的に生きていく上では避けてほしいと思います。

冷えは万病の元です!便秘、肌荒れ、肥満、免疫力の低下につながりますので、くれぐれも体を冷やさないようにご注意くださいね。

冬アイスを食べる際の注意点

体温めドリンクそれでも、どうしても冬にアイスクリームが食べたい場合は、体温も上がっていて食べたものが脂肪になりにくい昼の時間帯に間食として食べることをおすすめします。

また、お茶やコーヒーなどの温かい飲み物を一緒に飲むなどして、なるべく体を冷えっぱなしにしない工夫を心がけてみてください。ただし、カフェインは体を冷やす作用があるので、カフェインの含まれる飲み物はNGです。冬アイスで冷えた体を余計に冷やしてしまう為、カフェインレスのコーヒーやお茶、もしくは白湯、ハーブティーなどのカフェインの元々含まれない飲み物を選びましょう。

体温め作用の高い生姜紅茶などもお勧めです。

冬アイスはダイエットに最悪な食べ物

アイスと言うことで、冬アイスは、余分な脂肪として蓄積されやすいだけでなく、体を中から冷やすダイエットには最悪な食べ物と言えます。

食べたその一瞬は美味しくて幸せな気分になるかもしれませんが、食べ過ぎは危険です。ですので、流行りに流されず・・お菓子メーカーの魅力的なCMに流されず・・食べないという選択肢を選ぶ。もしくは食べるとしてもなるべく適量の範囲で楽しまれてくださいね。

ダイエット中であれば、おやつのカロリーの一日の上限として、200キロカロリー以内に留めておくのがお勧めです。この範囲であればそれほど影響がありませんので、ぜひ目安にしてみてください。