代謝の良い体

今日は、代謝を上げて痩せやすくする方法についてお話します。食べても太らない人と、少しの量でも太りやすい人の違いは、代謝が良いか悪いかの違いです。代謝を上げて痩せやすい体を手にするにはどんなことに気をつけるべきなのか?是非参考にしてください。

代謝とは?

代謝の良い身体まず・・「代謝とはなにか?」と言いますと、生体内で行われる化学反応の総称のことです。酸素や栄養素を外から取り込み、消化・吸収して活動に必要な物質やエネルギーを生み出すこと。また、体内で不要になったものを外に排出すること。こうした体内の化学反応を総称して「代謝」と言います。

太りやすい人と痩せやすい人では、この代謝が活発に行われているかどうか?その量(代謝量)で大きく変わってくるのです。

代謝の種類

代謝には、基礎代謝・生活活動代謝・食事誘導性体熱産生の3種類があります。そして、それぞれの違いは以下の通りです。

基礎代謝

基礎代謝は、一番なじみのある言葉だと思います。呼吸をしたり、内臓を動かしたり、体温を維持したり、血液を循環させる等、生命活動を維持するために使われるエネルギーのことを言います。生きているだけで消費されるエネルギーです。

生活活動代謝

生活活動代謝は、歩いたり走ったりといった運動や、家事をするなど、活動する時に使われるエネルギーのことを言います。

食事誘導性体熱産生

食事誘導性体熱産生は、食べた物を消化したり、体に栄養素を取り込んだりする際に使われるエネルギーのことを言います。

代謝量には個人差がある

太るこんなふうに、一言に代謝と言いましても、色々と種類があるのですが、この代謝量は人によって(生活習慣の違い)個人差があります。また、年齢を重ねて体の機能が衰えるにつれ、代謝量はだんだんと少なくなってしまいます。

代謝が落ちる原因には、筋肉量の低下や、細胞の衰え、生活習慣の乱れやストレス、冷え、様々な原因があるのですが、年をとって痩せにくくなったというのは、こういう理由から代謝が落ちてしまったのが原因です。だからこそ、このまま代謝量がどんどん落ちてしまい、太りやすい体にならないように、代謝量を維持すべく!アンチエイジングに繋がる食事を意識したり、運動によって筋肉を維持していく努力が必要なのです。

また、若くても生活習慣の違いによって代謝量が少ない人もいます。例えば、運動習慣が無い場合や、生まれつきで倹約遺伝子を持っている人、食事の栄養が足りていない人などです。この場合、今後年を重ねていく度に、更に代謝量は落ちていきますので、今のうちから改善に取り組むことが大事です。

代謝を上げて痩せやすい体になる方法

運動では代謝を上げて痩せやすい体を手にするにはどうすればいいのか?その答えは・・食事で必要な栄養を摂り、運動習慣を身に付けて筋肉量を増やすことです。

栄養不足は体の機能を鈍らせ、代謝の低下を招きます。また、筋力の低下を招くことでも代謝を落とす原因になります。代謝をうまく回して健康的な身体を維持する為にも、必要な栄養素を過不足なく摂ることが重要です。

運動習慣に関しても、ハードなトレーニングは必要ありませんので、日頃からなるべく体を動かす習慣をつけてください。また姿勢を正すだけでも体幹が鍛えられ代謝量は変わりますし、座っているか立っているかでも代謝量は変わります。日常のほんのささいなことで、痩せる太るを左右しますので、出来ることからで良いので、少しずつ改善していってください。

代謝の良い身体は正しい生活習慣で作られる

他にも代謝を上げる方法は沢山あります。呼吸を深くすることや、食事のとり方に工夫すること・・例えばタンパク質をしっかり摂ることや噛む回数を増やすこと、体を冷やす食べ物を避け、体を温める食品を選ぶなどが有効です。また、毎日湯船に浸かる。ストレッチなどで血流を良くする。そして、規則正しい生活リズムや十分な睡眠を心がけたり、ストレスをためないなど・・色々と代謝を上げるために出来ることがあります。

こうした小さいことの積み重ねが大きな代謝量の違いを生みますので、是非、地道に取り組んで行って欲しいと思います。

代謝を上げて痩せやす身体を手に入れよう

この様に、代謝量の違いが、体重の差や体型を大きく左右する原因となっています。是非これらのことを踏まえて、出来ることから少しずつで構いませんので、取り組んでみてくださいね。代謝量が上がり、巡りの良い身体が出来れば、多少食べ過ぎても太ることはなくなります。是非正しいダイエットを行って、食べても太らない代謝の良い体を手に入れてくださいませを手に入れてくださいませ。