代謝の良い体

代謝を上げて痩せやすくする方法についてお話します。
食べても太らない人と、少しの量でも太りやすい人の違いは、代謝が良いか悪いかの違いです。
代謝を上げて痩せやすい体を手にするには何を気をつけるべきなのか?是非参考にしてくださいね。

太りやすい人と太りにくい人の違いは代謝量の違いにあり

太っている人と痩せている人とで、同じような生活をしているのにもかかわらず、体型に大きな差が出てしまうことがあります。そんな時に思うのは・・

なんであの子は、食べているのに太らないのだろう?

なんであの子は、ダイエットしていないのに痩せているのだろう?

なんであの子は、特に運動しているわけでもないのに痩せているのだろう?

と言うことかと思いますが、ダイエットをしている人から見ると、これはとても理不尽で悔しい気持ちになりますよね。

では何がそうした違いを生んでいるのでしょう?と言うと、その大きな原因の一つが代謝量の違いなのです。

代謝量というのは、食事から取り入れた栄養素をエネルギーに変える働きのことをいうわけですが、太りやすい人と痩せやすい人では、この代謝量が大きく変わってくるのです。

代謝の種類

代謝について少し詳しく説明していきますね。

代謝には、基礎代謝・生活活動代謝・食事誘導性体熱産生の3種類があります。それぞれの違いは以下の通りです。

1、基礎代謝

基礎代謝というのは、一番なじみのある言葉だと思いますが、呼吸をしたり、内臓を動かしたり、体温を維持したりという、生命活動を維持するために使われるエネルギーのことをいいます。

2、生活活動代謝

生活活動代謝は、歩いたり走ったりといった運動や、家事をするなど、活動する時に使われるエネルギーのことをいいます。

3、食事誘導性体熱産生

そして、食事誘導性体熱産生は、食べた物を消化したり、体に栄養素を取り込んだりする際に使われるエネルギーのことをいいます。

代謝量は年々減っていく

こんなふうに、一言に代謝と言いましても、色々と種類があるのですが、この代謝量は人によって(生活習慣の違い)個人差があります。また、年齢を重ねて体の機能が衰えるにつれだんだんと少なくなってしまいます。

代謝が落ちる原因には、筋肉量の低下や、細胞の衰え、生活習慣の乱れやストレス、様々な原因があるのですが、年をとって痩せにくくなったというのは、こういう理由から代謝量が落ちてしまったのが原因です。

だからこそ、このまま代謝量がどんどん落ちていって、太りやすい体にならないように、代謝量を維持すべく!アンチエイジングに繋がる食事を意識したり、運動によって筋肉を維持していく努力が必要なのです。

また、若くても生活習慣の違いによって代謝量が少ない人もいます。運動習慣が無い場合や、生まれつきで倹約遺伝子を持っている人、食事の栄養が足りていない人などです。この場合、今後年を重ねていく度に、更に代謝量は落ちていきますので、今のうちから改善に取り組むことが大事です。

代謝を上げて痩せやすくなるには?

では代謝を上げて痩せやすい体を手にするにはどうすればいいのか?

と言いますと、やはり一番はしっかり栄養を摂って筋肉量を増やすことです。

ハードなトレーニングは必要ありませんので、日頃からなるべく体を動かす習慣をつけてください。また姿勢を正すだけでも多感が鍛えられ代謝量は変わりますし、座っているか立っているかでも代謝量は変わります。

ほんのささいなことで、痩せる太るを左右しますので、出来ることからで良いので、少しずつ改善していってください。

他にも代謝を上げる方法は沢山あります。

呼吸を深くすることや、食事のとり方に工夫すること・・例えばタンパク質をしっかり摂ることや、噛む回数を増やすこと、体を冷やす食べ物を避け、体を温める食品を選ぶなどが有効です。

また、毎日湯船に浸かる、ストレッチなどで血流を良くする、そして、規則正しい生活習慣を心がけたり、ストレスをためないなど・・色々と代謝を上げるために出来ることがあります。

代謝を上げること=痩せやすい体を作る

と、このように、代謝量が体型を大きく左右する要因となっていますので、是非これらのことを踏まえて、出来ることから少しずつで構いませんので、取り入れていってくださいね。

代謝量が上がれば、多少食べ過ぎても太ることはなくなります。是非正しいダイエットを行って、食べても太らない代謝の良い体を手に入れてくださいませ。