お菓子を食べる

ダイエットに成功し、自分の体が好きになると、自信が付きます。そしてこの成功体験は、人生を好転させる強いモチベーションになります。今なんとなく生きづらさを感じている場合には、是非肉体改造やダイエットに真剣に取り組んでみて下さい。他の誰でもなく、自分の力で成功できたという体験は、何より自分を成長させてくれますから・・。

さて、そんなダイエットにおいて、大きな壁になるのが・・そこかしらで私たちにウィンクを送ってくる「お菓子」の類ではないでしょうか。

ダイエットをしているのに「どうしてもお菓子が止められない」と言うお菓子依存の方は多いですよね。3時のおやつが欠かせない方や、食後のデザートが欠かせないなど、毎日お菓子を食べることが習慣になっていて、これがダイエットを阻んでいると気づきながらも、それでもやめられない方がかなりの数いらっしゃるはずです。

もしかしたら、これを読んでいるあなたにも心当たりがあるかも知れません。アイスにチョコにドーナツ、ポテトチップス、お菓子が太ることは分かっている。でもすごくおいしいから止められない。それでも痩せたい。そんなジレンマの中をぐるぐる回っているかも知れません。一体どうしたらそんなお菓子中毒・お菓子依存症から抜け出すことができるのでしょうか

お菓子依存から抜け出す第一歩は「お菓子の実態を知ること」

お菓子依存症ダイエット阻む最強の敵、お菓子依存から抜け出すには、まずはその実態を理解することが必要です。

お菓子の実態、それは、体にとってのゴミです。

お菓子は長期保存ができる超加工食品

お菓子は長期保存ができる超加工食品です。常温でも腐らないように、油や砂糖、塩、保存料等の添加物を大量に加えて加工されまくった食品です。しかも、お菓子類が安価なことから想像してもわかるように、そこに含まれている油脂や砂糖は質の悪いものが使われています。精製された白砂糖や人工甘味料、またトランス脂肪酸など、食べれば食べるほど健康を害すリスクを増やすような物質の塊。すなわちゴミ!それがお菓子の実態です。

「白い悪魔」白砂糖には強力な依存性あり

特に、「白い悪魔」とされる白砂糖には強力な依存性があります。食べれば食べるほどもっと食べたくなって、どんどん中毒になってしまうのです。中毒になりお菓子を沢山食べることで太る事はもちろん、将来的に病気になったり精神崩壊させてしまうこともあります。それを「美味しい」「美味しい」と言って私達は食べているのです。怖いですね~!

お菓子の食べ過ぎが心身の健康を蝕む

お菓子に限らずではありますが、こうした粗悪な食品ばかりを食べていることが原因で、肥満や糖尿病をはじめとする生活習慣病、またはがんなどが増えているとされます。または何となく体がだるい、集中力がない、やる気が出ない、ちょっとしたことでイライラする、気分が落ち込むといった不定愁訴も、お菓子の食べ過ぎが関係している可能性が高いです。(もちろん他にも理由は沢山考えられますが)こうした不調や病気を引き起こさないためにも、できることならお菓子等の超加工食品の摂取は極力控えたいものです。

お菓子依存症から抜け出すコツとは?

フルーツもちろん!「それでもお菓子が大好きだからやめたくない」と言うのであれば、無理にやめる必要はありません。「大好きなお菓子が食べられない」と言うストレスから、逆に食欲コントロールがうまくいかなくなり、結果お菓子をさらに食べてしまうと言う悪循環にも陥りかねませんので、いきなり0にするなど無理をし過ぎるのは禁物です。まずは「時々はOK」、「少量ならOK」と自分なりのルールを設け、徐々に減らしていくことをお勧めします。

その上でお菓子依存から抜け出すコツを以下にご紹介しますので、是非取り組んでみて下さい。

サツマイモやフルーツなど天然の甘みで代用する

そんなお菓子依存から脱するには、まずお菓子以外の代用品を常備しておき、それを適量食べる様にすると良いです。甘みが欲しくなったときには、天然の甘みが取れる、サツマイモやフルーツなどをお菓子の代用にしてみましょう。お菓子とは違い、これらは自然のやさしい甘みを楽しみながら、食物繊維やビタミン・ミネラルなど体を健康に導く栄養素を補うことが出来ます。お菓子は体を蝕むばかりですが、こうした自然の甘みからは代謝を促進したり肌をきれいにするなど、美容やダイエットに様々なメリットを得ることが出来ます。

天然由来の砂糖でリスクを減らす

また、天然由来の砂糖(黒砂糖や、てんさい糖、きび糖など)を使った手作りのお菓子に挑戦してみるのも良いでしょう。手作りであれば、自分で体に良い材料をカスタマイズできますから、余計な添加物や質の悪い油等を避けることが出来、安心です。市販のお菓子を食べるよりもぐっとリスクを減らせます。

自分の中でルールを決めその範囲で食べる

または、お菓子を食べるにしても、量とタイミングをあらかじめ決めておくことをお勧めします。例えば、太りにくい昼間の時間帯に1日150キロカロリー以内までにしておくとか、週に2回までならOKとしておくとか、自分の中でルールをあらかじめ決めておくと、食べ過ぎを抑制することができるのでお勧めです。

お菓子依存から脱しダイエットを成功させよう

このように、いきなりやめるのではなくて、自分の中で無理なく継続できる範囲のルールを決めて取り組むのがダイエットの鉄則!
まずは無理のない範囲からマイペースに進めていきましょう。こうした積み重ねにより、徐々に依存状態からは脱することが出来るはずです。

と言うわけで、お菓子がやめられない。次々食べてしまう。そのせいで痩せられない。そして将来健康害さないか不安。といった場合には、こうした対策を心がけ、まずは少しずつ減らすことから始めてみてほしいと思います。
お菓子を減らしただけで、またはその質を変えただけで痩せられたと言う方は多いものです。それだけお菓子がダイエットを阻む爆弾になっているということをぜひこの機会に心に刻み、お菓子とは一定の距離を置いてうまく付き合って行きましょう。