サンマや秋鮭、戻りガツオなど、魚の美味しい季節になりました♪秋の魚は脂が乗っていて格別です。ダイエットにも効果的なので、どんどん食卓に活用して、キレイ痩せに繋げたいですね!
でも・・魚がダイエットに良いことを知ってはいても、そもそも魚が嫌い、食べられないと言う方もいらっしゃいますよね。じゃあ、そんな魚嫌いのダイエッターさんはどうしたら良いのでしょう?諦めるべき?または、痩せる為に我慢して魚を食べるべき?
今日はこの疑問についてお話してみたいと思います。魚嫌いの方は是非参考にしてみて下さいね。
魚が嫌いでも魚の良い栄養を摂ることは出来る
結論から申し上げますと・・もちろん、魚嫌いの人は我慢して魚を食べる必要はありません。むしろ、ダイエットに我慢(ストレス)は禁物ですので、なるべくストレスにならない様に、賢い選択をしながら取り組んで頂きたいと思います。
では、どうしたら、魚を食べずに魚の良い効果を得られるのでしょうか?
大丈夫です。魚が嫌いでも、魚を食べずにダイエットに良い栄養素を取り入れる方法はたくさんあります。
魚以外から「オメガ3脂肪酸」を摂取する
まず、魚がダイエットに良いとされる理由の一つに、魚には「オメガ3脂肪酸」が含まれる点が挙げられます。これが最大のメリットと言えるでしょう。
オメガ3脂肪酸は、特にイワシやサンマ、アジなど、青魚に豊富に含まれており、ダイエットをはじめ、様々な健康効果が期待されているスーパーオイルです。
例えばその効果には、血液をサラサラにし、悪玉コレステロールを下げ、善玉コレステロールを増やす働きがあります。また、脳の機能向上が期待できる「DHA」(ドコサヘキサエン酸)もその1つで、脳卒中・高血圧症・動脈硬化・慢性皮膚炎などの予防・改善に役立つことが知られています。
脂肪細胞の分解を促進し、脂肪の燃焼を助ける効果がある他、満腹感を高め、食欲を抑制する。基礎代謝を高める等、ダイエットにも多くのメリットがあります。これは、ダイエットに取り入れない手はないですね。
しかしこのスーパーオイル。確かに魚に豊富に含まれますが、魚以外からも摂取することが可能です。魚嫌いな方は、そういった他の食品から代用してあげれば良いのですね♪
例えば、オメガ3は、アマニ油、えごま油、チアシード、クルミなどの植物性食品から摂ることができます。こうした食品を魚の変わりとして料理に使ってあげれば、質の良い油の摂取と言う意味で同じ様な効果を得られますので、是非取り入れてみてほしいと思います。
ちなみに私は魚も好きでよく食べますが、ドレッシングにも、良くアマニ油やえごま油を使って、質の良い油を摂るようにしていますよ♪塩コショウと、これらの良質なオイル、お酢だけで美味しくてヘルシーなドレッシングになるので、魚が苦手な方は是非こう言った形で取り入れてみてください。
独特の風味はありますが、サラダ以外にも、みそ汁に掛けたり、調理の仕上げに加えたりなど、手軽に使えるのでお勧めですよ。(*酸化しやすいので、加熱調理には不向きです。出来るだけ火を通さず取り入れましょう)
良質なタンパク質やビタミンDも他の食材から補える
また、魚がダイエットにお勧めな理由としては、良質な「タンパク質」や「ビタミンD」、「カルシウム」が摂れる点が挙げられます。
筋肉の材料となり、体作りに重要な役割を持つ「タンパク質」の代用としては、脂質の少ない鶏むね肉やササミ、豆類、豆腐、卵などがお勧めです。
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨や歯を丈夫にしたり、免疫力強化の働きがありますが、一部の研究では、ビタミンDが脂肪細胞のサイズを減少させる可能性があることが示唆されています。このビタミンDは、日光浴やキノコ類から摂取が可能です。
また、脂肪の吸収を抑制する働きやメンタルの安定にも関わる「カルシウム」は、ブロッコリー、小松菜、ほうれん草などの緑色の濃い野菜。アーモンドやゴマ。牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品からも摂取できます。
これらに加えてバランスの取れた食事を心がけることで、魚を食べなくても健康的なダイエットが可能です。
魚が食べられなくてもダイエットの効率化は図れる
魚に含まれるダイエットにお勧めの栄養素は、こんな風に他の食材でも代用が出来ますので、是非これらを参考に、前向きに取り組んでみて下さいね。
という訳で、魚を食べられるなら食べるに越したことはないですが、魚が食べられない方、お嫌いな方は無理して食べる必要はないと思います。他の食材で十分代用は出来ますので、そうした食品を賢く選択して、ダイエットに役立ててみましょう。