じゃがいもは太る?

北海道で農家をしている叔父さんの所から、今年もじゃがいもがたくさん届きました♪段ボールいっぱいの食べ切れないほどのメイクイーン。と言うことで、毎日主食代わりにありがたくいただいております。

煮たり、蒸したり、焼いたり、サラダにしたりと、ありとあらゆるジャガイモ料理が毎日食卓に並んでおりますが、おいしいし健康にも良いので体も喜んでいて全然飽きません。まだまだ大量にあるので、これからまたどんな料理に挑戦しようか?じゃがいもと戯れる毎日です!

ちなみに、じゃがいもは炭水化物が多いので「太るんじゃないか?」と思う方が多いかも知れません。でもご心配には及びません。
意外なことに、じゃがいもはダイエット向きの食べ物だったりするんですよ!

そんな訳で今日は、じゃがいもがダイエットにお勧めの理由について共有したいと思います。「じゃがいもって太るよね・・?」「じゃがいもが好きだけど、太るから我慢してるよ・・。」この様な場合には、その認識に誤解があるかも知れません。是非ご覧頂き、じゃがいもに対する誤解を解いてあげてくださいね。

じゃがいもがダイエットにお勧めの理由

じゃがいもでダイエット

じゃがいもに含まれる豊富な栄養が美ボディに導く

じゃがいもがダイエット向きと言える理由として、栄養が豊富なことが挙げられます。

じゃがいもには、ビタミンB6、ビタミンC、カリウム、葉酸、亜鉛、マグネシウム、食物繊維など沢山の栄養が含まれます。またじゃがいもにはタンパク質はそれほど多くはないものの、リジンやメチオニン、トリプトファンなどの良質且つ重要なタンパク質も含まれています。美と健康に役立つ豊富な栄養で美ボディに導いてくれます

PI-2(プロティナーゼインヒビター2)が満腹感を満たす

さらに注目なのは、じゃがいもに含まれる豊富な食物繊維と、PI-2(プロティナーゼインヒビター2)と言う酵素の働きにより、食事の満足感や満腹感を満たしてくれる点です。

じゃがいもを食べるとすぐにお腹がいっぱいになる感覚がありませんか?これこそがPI-2酵素が働いている証拠!この満足感は持続性があるのでお腹も空きにくくなり、ストレスなく減量を進めていくことができる点もじゃがいもがダイエットにオススメの理由です。

じゃがいもは意外と低カロリー

それからじゃがいもは、白米と比べて炭水化物の量が少なめです。じゃがいもに含まれる炭水化物量は100g当たりでおよそ17g程度。お米は100g中30〜40g程度なので、白米と比べると半分程度になります。

カロリーも100gあたり60kcal程度。白米156kcal、さつまいもで126kcalですから、じゃがいもは半分以下のカロリー。意外と低カロリーで量を食べても安心。つまり、調理法にさえ気を使えば、じゃがいもは十分ダイエットに活用できる有効食材なのです!

「じゃがいも=太る」と思われる理由

じゃがいも=太る「調理法にさえ気を使えば・・」と言うのは、油や砂糖をたっぷり使ったりしなければ・・と言う意味です。

例えばじゃがいも料理として思い浮かぶものと言うと、ジャガバターだったり、フライドポテト、ポテトチップス、コロッケ、肉じゃがなんかが挙げられると思います。じゃがいもは油との相性が良いですから、このような調理法で食べることが多いですが、これが問題なのです。

じゃがいもって油をすごく吸収するのです。油をたっぷり吸ったじゃがいもは高カロリーになりますから、食べすぎれば当然太ってしまいます。肉じゃがに関しても、豚のバラ肉のギトギト油に加えて砂糖もたっぷり加えられますから、これでは太りやすくなるのも当然です。これが「じゃがいも=太る」と言う誤解が生まれる理由です。

じゃがいもは工夫次第でダイエットに活用できる

じゃがいもを主食に本来じゃがいも自体はそこまで太る心配は無い食材なのですね。蒸したり茹でたりであれば、じゃがいもにはほとんど脂質が含まれていませんから、カロリーも少なくダイエットに活用できます。炭水化物がメインである分、主食として食べたり、おかずとして食べる場合は主食を減らすなど工夫次第で痩せに導くことが可能です。

ダイエットの有効性を高めるじゃがいもの食べ方

じゃがいもの冷静スープ

冷まして食べる

そんなじゃがいもを減量中に食べるのであれば、よりダイエットの有効性を高める食べ方として、冷まして食べるのがお勧めです。というのも、じゃがいもに含まれるデンプンの一部は、調理後に一旦冷ますことで、食物繊維と似た働きをするレジスタントスターチと言う物質に変化するためです。

レジスタントスターチは「難消化性デンプン」とも言い、体に吸収されないまま腸まで届きます。通常デンプンはブドウ糖に分解されて体に吸収され太る原因になりますが、レジスタントスターチは食物繊維同様に体に吸収されず、腸内の善玉菌の餌になったり、排便を促すなどして腸の働きを活性化してくれるのです。

ほくほくのじゃがいもは美味しいですが、ダイエットに有効活用するのであれば冷まして食べるのがお勧め☆冷えている物や冷めているものを食べるか?暖かいものを食べるかで体内での働きが全く違ったものになりますので、じゃがいもをダイエットに活用する場合には是非実践してみて下さいね。

エキストラバージンオリーブオイルを組み合わせる

エキストラバージンオリーブオイルそれから、油を組み合わせるのであれば、エキストラバージンオリーブオイルを組み合わせるのがお勧めです。

バターなどの動物性の脂質に比べ、エキストラバージンオリーブオイルなどの質の良い油は、血糖値の上昇を抑えてくれたり、腸の働きを良くするなど太りにくい体づくりに導いてくれます。じゃがいもとの相性もバッチリですので、ぜひこちらも活用しましょう。

じゃがいもを理想の身体作りに役立てよう

太るイメージのあるじゃがいもですが、最近の研究では、じゃがいもはダイエットに効果的であることが知られています。

じゃがいもは、調理法や温度に気を使えば、太るどころかダイエットに活用できるオススメ食材です。「じゃがいもが好きだけど
太るから我慢してる」なんて方も多いかも知れませんが、全然我慢する必要はありません。むしろ食べ方次第ではダイエットに有効ですから、是非工夫しながら料理に活用して理想の身体作りに役立てましょう♪