あなたはMCTオイルを取り入れていますか?
ダイエットに効果的と言うことで、数年前から注目されている油ですが、最近テレビCMでもよく見るので、今日はこちらについてシェアしてみたいと思います。
既に使ったことがある場合も、これから使ってみようかな?と気になっていた場合も、「MCTオイルってどんなものなの?」「ダイエット効果は?」「MCTオイルをダイエットに取り入れる際の注意点・リスクは?」等などまとめてみますので、ぜひ参考にしてみてください。
MCTオイルとは?
まず、MCTオイルとは、どういったものなのか?と言うと、ココナッツオイルから、機能性に優れた部分を抽出して人工的に作られた油です。元々の原料はココナッツで、”ココナッツオイルの良いとこ取りをした良質な油”と言ったら分かりやすいかと思います。
MCTオイルはダイエットに役立つ
脂肪酸には様々な種類がありますが、分子構造の違いによって大きく3つの種類に分けることができます。脂肪酸は、鎖のような炭素がつながった構造をしているのですが、このつながりの長さが6個未満のものを「短鎖脂肪酸」、約6~12個を「中鎖脂肪酸」、約14~24個を「長鎖脂肪酸」と呼びます。
MCTオイルは、この中の「中鎖脂肪酸」に分類される油となります。「長鎖脂肪酸」に分類される肉の脂やオリーブオイル、サラダ油などの一般的に口にするオイルと比べて、4倍も早く消化され、脂肪として蓄積されにくい特徴があります。また適切に取ることで、代謝を高め、脂肪燃焼効率を上げることからダイエットに役立つとされています。
MCTオイルに期待できるダイエット・健康効果
MCTオイルは、ダイエットを含め、様々な健康効果が期待されています。
例えば以下の様な効果です。
– エネルギー源として素早く利用される
– 燃焼しやすい燃料となる
– 長時間の運動や高いエネルギー消費をサポートする
– 肝臓でケトン体に変換される
– ケトン体は脳と筋肉のエネルギー源となる
– 高齢の方の認知機能の向上に役立つ
– 抗菌作用や免疫機能の向上にも関与する
– 食欲抑制効果がある
– 脂肪の代謝を促進し、体重管理をサポートする
こんな風に、MCTオイルは、ダイエットやトレーニング効果の向上、生活習慣病予防、認知機能の向上、 抗菌作用や免疫機能などなど、様々な効果が期待できます。ぜひ効果的に活用して、ダイエットや健康に役立てたいですね♪
MCTオイルを取り入れる際の注意点・リスク
ただ、MCTオイルを取り入れる際には、注意すべきこともあります。
MCTオイルは加熱しないで摂る
MCTオイルを取り入れる際に注意すべき点としては・・まず加熱調理に使用しないことです。MCTオイルを加熱してしまうと、酸化してしまい、せっかくの良い成分が悪い物質に変化してしまいますので、そのままの状態で摂るようにしましょう。例えば、サラダにかけたり、味噌汁やヨーグルトにかけるなどして摂取すると良いです。MCTオイルは無味無臭なので料理の味を邪魔しません。何にでも合うので取り入れやすい点はメリットといえますね。
ポリスチレン製の容器に入れない
また、納豆やカップラーメンなどのポリスチレン製の容器にMCTオイルが付着すると、容器を溶かして有害な物質も一緒に食べてしまうことになるため、これらの容器に入れて食べることは避けましょう。
ダイエットに取り入れる際は適正カロリーの範囲内で
MCTオイルをダイエット目的で使用する場合は、カロリーの取りすぎに気をつけましょう。健康効果が期待できる油ではありますが、油=高カロリーなものには変わりないので、適正のカロリーの範囲内で取り入れることが大切です。そのためにも、食事にプラスすると言うよりは、これまでにとっていた油の代替えとして取り入れると良いかと思います。
胃痛や胸やけ・下痢に注意
MCTオイルは、胃や腸を刺激することから、胃痛や胸焼け、下痢を引き起こす場合もあります。こうしたリスクを避けるためにも、はじめは小さじ一杯程度から少しずつ取り入れていくことをお勧めします。また、胃や腸が弱い人など心配な場合には、空腹時を避けて摂取すること。また、そのまま飲んだりする事は避け、食べ物や飲み物と一緒に取り入れるようにしましょう。
MCTオイルはダイエットにポジティブな効果が期待できる
ダイエットに活用したいMCTオイルについてご紹介しました。
MCTオイルは、効果的に取り入れることで、ダイエットにポジティブな効果をもたらしてくれます。
健康にも役立つ良質な油であることから、是非興味のある方は取り入れてみてはいかがでしょうか。